英語学習を進める中で、
「英検準1級の取得に苦戦している」
というご相談がありました。
特に長文問題の読み取りの部分で
スコアが伸び悩んでいるようでした。
実は、別の方からも
長文問題で苦戦したというご報告を
いただきました。

英検の長文問題に限らず
何かに苦戦している時はまず、
どこで躓いているのか?
を見つけることからスタートします。
長文でスコアが伸び悩む原因は何なのか?
主に考えられるのは
1、語彙力不足
2、文の構造が理解できていない
3、訳すことがゴールになっている
4、背景・内容を知らない
5、文章を読むことに慣れていない
この5つについてそれぞれ
見ていきましょう。
1、語彙力不足
分からない単語が多すぎて
文章が理解できない場合。
もちろん英検など
専用の単語帳を使って
覚えることもいいのですが、
単語帳で見たものが
実際に文中で出てきた時、
その文中でどのような意味で
使われているのかを正確に
理解することが重要なので
長文で分からなかった単語を
全て調べて書き出し、
その単語を覚えていく。
時間がかかるように見えて
定着が早いです。
「単語帳は自分で作る」
これを心からお勧めします。
2、文の構造が理解できていない
長文を読む前に、
一文の構造を正しく
理解できているかを
確認しましょう。
主語・動詞が正しく取れているか
接続詞を見落としていないか
修飾している箇所があっているか、など
まずは一文を正しく理解することからです。
ちなみに、小2・小4の娘たちも
最初に長文の学習を
始めた時にやっていたことが
主語と動詞を正しく認識すること、でした。
2ヶ月くらい続けていると
今はどれが主語で、どれが動詞で、というのが
理解できるようになってきました。
もしここに自信がない方は
主語と動詞・接続詞の認識から
スタートしていきましょう。
3、訳すことがゴールになっている
長文をいくら読んでも頭に入ってこない。
この経験をされたことある方は
結構多いかもしれません。
私もその一人です(笑)
特に試験本番なんかは焦りもあって
頭から英文が抜けていくことありますよね。
もちろん単語の意味が分からなくて
読めないというのもあると思いますが、
原因の一つが
全て日本語にきっちり訳そうと
してしまっていることです。
長文問題は日本語に正確に
訳すことではなく
正解を導き出すことがゴールです。
もちろん練習の段階では
正確に文章を理解して
訳せる状態にしておくことは必要ですが
そこから、正解を効率よく見つけ出す
トレーニングも必要です。
過去に英検1級・準1級に
合格した生徒さんの中にも
「全て長文を読むのをやめたらスコアが上がった」
ということをおっしゃっていた方が
いましたが、
全て訳すことよりも
選択肢を先読みし、
答えが書いてある箇所を
見つけ出し、
そこから正解かどうかを
導き出す練習が必要なのです。
実は本番、長文を読む際に
集中力が足りなかった・・・
時間が足りなかった・・・
というご相談をいただくことも
あるのですが、
全てを一生懸命読んでいると
疲れて最後まで持たないし、
時間も足りません。
必要な箇所だけ集中して読む
という戦略だとこの悩みも
解決していくでしょう。

4、背景・内容を知らない
英語が読める・読めない以前に
そもそもその分野の背景知識を
全く知らないと理解度は下がります。
英検は特に専門的な分野が出題されるため
その分野について全く知識がないと
理解できない、かつ苦痛になります。
私自身、長文を読みながら全く知らない
宇宙や地理関係のことは
少し情報を検索して調べながら読むことを
していました。
ある程度トピックは決まっているので
何題か問題をこなしていくと
慣れてきます。
知識が増えるとプラスに捉えて
少し背景を調べることも
されてみてください。
あとはTIMEなど英語の雑誌で
その分野についての
記事を読んでみることも
とても勉強になりますよ。
5、文章を読むことに慣れていない
最後の原因は、単純に英語を読むことに
慣れていないことです。
日本語でも、本を読み慣れていない方は
最初から速く読むことって難しいのと同じで
英語もある程度文章に
慣れていくことが必要。
英検でも、いろいろな文章に
何度も触れていれば
これはこのパターンだな、
というのも見えてきます。
今まで英語を読むということを
あまりして来なかったなという方は
英文を毎日5分でもいいから
読む習慣をつけていきましょう。
習得って何でも
まずは「量」をこなすことからです。
これは英検準1級に限らず、
他の級でも、他の学習でも同じです。
読む力はライティングや
会話力にも繋がってきます。
普段読んでいるニュースを
英語で読んでみる
(NHK WORLDなど)
好きな分野のことを
英語で調べて読んでみる
などから始めてみてください。

