今回は、ネイティブの方が使う
イディオムやフレーズを
どうやって自分で使えるようにするか
についてお話しします。

先日、
アメリカ人の方と話していた時に、
「遠回しに言う」
「なかなか本題に入らない」
という話になりました。
その時にそのアメリカ人の方が
こういう表現を使ったんです。
They don’t cut to the chase.
They beat around the bush.
これを聞いた瞬間、
「あ、これ高校の時、
イディオム集で
一生懸命覚えた表現だ」
と思い出しました。
cut to the chase は、
「前置きを省いて本題に入る」
という意味。
例えば、
Let’s cut to the chase.
と言うと、
「本題に入りましょう」
という意味になります。
一方で、
beat around the bush は、
「遠回しに言う」
「本題を避ける」
という意味です。
茂みの周りを
ぐるぐる歩いていて、
なかなか中心に入らないような
イメージですね。
つまり、
They don’t cut to the chase.
They beat around the bush.
は、
「彼らはなかなか本題に入らず、
遠回しに話す」
という意味になります。
もちろん、受験の後に覚えてから
その後いろんな場面で
この表現を聞いたことはあった。
でも自分がよく使ってきたかというと
そこまで馴染みがある、
よく使う表現では
なかったんですよね。
改めて、
知っていることと
使えることは
まったく違う
と実感しました。
cut to the chase も
beat around the bush も
見れば意味も分かる。
でも、適切な場面で
パッと使えるかというと
別問題なんですよね。
では、
こういうフレーズを
自分で使えるようにするには
どうすればいいのか。

私が大事だと思うことは
3つあります。
1つ目は、
聞いたらすぐに
口に出して使うこと。
例えば、今回のように相手が
They beat around the bush.
と言ったら、
自分もその場で
Yes, they really beat around the bush.
と繰り返してみる。
会話の中で使えなかったとしても、
会話が終わった後に
独り言で言ってみる。
「いい表現だな」
「この表現は使える」
と思った瞬間に
できるだけ早く口に出すのです。
ノートに書いて終わりだと、
ほとんど使えるようになりません。
なぜなら、
そのノートを見返す確率も
低いからです。
2つ目は、
いきなり丸暗記しようとしないことです。
例えば、
「本題に入る」
と言いたい時、
いきなり
cut to the chase
を覚えようとすると
ハードルが高いかもしれません。
まずは、
自分だったら
どう英語で言うかを
考えてみることが大事です。
例えば、
「彼女ははっきり言わなかった」
と言いたいなら、
She didn’t tell me directly.
のように
まず自分の知っている単語で
文章を作ってみる。
tell も directly も
知っている単語ですよね。
まずはこうやって、
自分で文章を組み立てる。
その上で、
もっと自然な表現として
She didn’t cut to the chase.
という表現もあるんだ、
と学ぶ。
この順番が大切です。
最初から
cut to the chase
を使おうとすると
ただの暗記になります。
暗記したものは忘れやすい。
自分の知っている表現から
より自然な表現に
アップデートしていくと、
記憶に残りやすくなります。
これはAIを使う時も同じですよね。
最初からAIに
英文を全部作ってもらうと、
その時は便利だけど
自分で文章を組み立てる力は
なかなか育たない。
まず自分で書く。
その後で
AIや先生に確認する。
この順番が大切です。

3つ目は、
間違えて直してもらうことです。
これが一番
記憶に残る方法なんですよね。
例えば、
She didn’t tell me directly.
と
She didn’t cut to the chase.
は、
似ているようで実は
少しニュアンスが違う。
tell someone directly は、
「内容を直接伝える」
という意味。
つまり、
言い方が直接的かどうかの話です。
一方で、
cut to the chase は、
「前置きを省いて本題に入る」
という意味なので、
話の進め方の話。
この違いって、
自分で使ってみて、
「この場合はこっちの方が自然だよ」
と直してもらうことで
すごく記憶に残るんですよね。
私もレッスンなどで学んで
よく記憶に残っている表現って
「間違えて指摘された・
より自然な表現を教えてもらった表現」
だからです。
よく、英語学習において
間違いを恐れないことが重要って
言うじゃないですか。
でも間違いを恐れないって
結構難しいし、私も嫌笑
だからこそ
間違えて直してもらうプロセスを
学習に入れる、仕組み化する
ってことが重要。
以前お伝えしたように
「いかに安心して間違えることが
できる場所を作るか」
ですね。
英語は、
正しい表現を
ただ暗記するものではなく、
自分で使ってみて、
↓
違いに気付き
↓
修正して
↓
再現して使う
このステップを踏んでいきましょう!
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