先日、YouTubeでこんな
ご質問をいただきました。
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数年前にTOEIC810をとりました。
少しずつ英語の勉強は継続していますが、
英検は準一級から受けるべきか、
一級にチャレンジすべきか悩んでいます。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
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TOEICである程度
スコアを持っている方から、

「英検は何級から
チャレンジすればいいか?」

というご質問は
よくいただきます。


今回のようなケースであれば、

私ならまず、
勉強は準1級レベルから始める
ことをおすすめします。


ただし、
準1級から勉強することと、
準1級を受験することは別です。


ここを分けて考えると
分かりやすいと思います。


1.まずは準1級から勉強する
英検はTOEICとは
出題形式も違いますし、
準1級になると
語彙の難易度も上がります。

いきなり1級の単語帳を開いて、
「全然覚えられない……」
となってしまう方も少なくありません。

そのため、
まずは準1級レベルの
語彙や問題から始めて、
土台を作っていくことを
おすすめします。

実際に私の生徒さんでも、
準1級を勉強してから
1級に進んだ方は、

「1級の単語でも
見たことがあるものが結構あります」

とおっしゃることがあります。

準1級で身につけた語彙や読解力が、
1級の学習にもつながっていくからです。

2.でも、準1級を必ず受験する必要はない
ここで分けて考えたいのが、
「何級の教材で勉強するか」
と、
「実際に何級を受験するか」
です。

例えば、
最終目標が英検1級で、
「準1級という資格そのものは特に必要ない」
という方なら、
準1級の教材で
しっかり基礎を作ったあと、
準1級の過去問で
十分に得点できるようになった段階で、
1級の対策に進んでも
いいと思います。


つまり、
準1級を受験せず、1級を受験する
という選択肢もあります。

準1級の受験料や
受験のための時間を使わず、
最終目標である1級に
集中することができます。

一方で、

「まず準1級に合格して
一つずつステップアップしたい」
「準1級も資格として取得したい」
「自分の実力を確認しながら1級を目指したい」

という方なら、

準1級を実際に受験してから
1級に進むのもいいと思います。

まとめると、
大切なのは
「何のために受けるのか?」です。

「TOEIC810点なら
準1級と1級、どちらを受けるべき?」
という質問に対して、
全員に同じ答えが
あるわけではありません。

例えば、
「とにかく英検1級という資格を取得したい」
のであれば、
準1級を必ず受験する必要は
ないかもしれません。

準1級レベルから勉強を始め、
十分な力がついたら
1級対策に移り、
1級を受験する。
それでもいいと思います。


一方で、
・英検指導を仕事にしていきたい
・英語力そのものを段階的に伸ばしたい
・まずは準1級合格を自信につなげたい
という目的なら、
準1級をしっかり取得してから
1級を目指すことにも意味があります。

3.もう一つ大切なのが、期限です。
「いつか1級を取りたい」
という場合と、
「次の試験で1級に合格したい」
という場合では、
当然、
学習計画も変わります。


例えば、
4ヶ月後の試験で
1級合格を目指すのであれば、
まず準1級の過去問を解いて、
今どのくらい
できるのかを確認する。

すでに十分得点できるのであれば、
準1級の教材を
最初からすべてやる必要はありません。

自分に足りない部分だけを補って、
早めに1級対策へ
進むこともできます。

反対に、
準1級の語彙や長文でも
かなり苦戦するのであれば、
焦って1級の教材に進むより、
まず準1級レベルを
固めた方がいいでしょう。

つまり、
英検の級は
「TOEIC810点だから」と
スコアだけで
決めるものではないのです。


準1級レベルの問題は
どのくらい解けるのか。
最終的に何級を取りたいのか。

その資格を
何のために取りたいのか。

そして、
いつまでに取りたいのか。

それによって選ぶルートは
変わってきます。

今回のご質問に
私がお答えするなら、
まずは準1級の過去問を
一度解いてみる。


そして、
今の実力を確認した上で、
準1級レベルから
必要な勉強を始める。

その後、
準1級を実際に受験するのか、
そのまま1級対策へ進むのかを
決める。

この順番をおすすめします。


「勉強する級」と
「受験する級」は
同じでなくてもいい。

これを覚えておくと、
英検の学習計画も
立てやすくなります。

そして、
ただ資格を取ることだけではなく、
あなたが本当に望んでいる
ゴールに近づくための学習
につながるのではないでしょうか。

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