「先生、英検準1級の英語が
すごくゆっくり聞こえたんです!」
先日、当社の英語スクールで
学んでくださっている方とのセッションで、
とても嬉しいご報告をいただきました。
この方が当スクールで
学習をスタートされたのは、今年の9月。
まだ学習を始めて2か月弱なのですが、
先日、英検準1級のS-CBTを受験。
その感想をお聞きしていたところ、
驚くようなお話がいくつもあったんです。

まず一つ目が、リスニングの変化。
スピーキングとリスニングの
英語があまりにも
ゆっくり聞こえたため、
「これ、本当に準1級?
間違えて2級を受けているのかな?」
と焦ったそうです。(笑)
実は彼女には、この2か月間、
リスニングトレーニングに加えて、
ネイティブ講師とのレッスンにも
取り組んでいただいていました。
ネイティブ講師の話す英語は、
普段からかなり速いスピード。
つまり、普段から負荷のある
トレーニングを重ねていたことで、
本番の英語がゆっくり聞こえ、
余裕を持って取り組めたのです。
実は、私自身にも
同じような経験があります。
英検1級を受験した際、
その前にCNNの教材を使って、
シャドーイングとリプロダクションを
徹底的に行っていました。
少しずつスピードを上げ、
速い英語でもリプロダクションが
できるようにしていきました。
その後、
英検1級のリスニング問題に
取り組んだところ、
「え、英検1級の問題って
こんなにゆっくりなの?」
と驚いたことを今でも覚えています。
普段から負荷のある練習をすることで、
本番に余裕が生まれる。
まさにこれが
「学ぶ」ってことです。
そして、この方の変化は
リスニングだけではありませんでした。
ライティングも、日本人コーチと
ネイティブ講師の添削を受けながら、
繰り返し練習を重ねた。
その結果、試験本番ではなんと、
リーディングやライティングを終えても、
10分ほど時間が余ったそうです。
しかも!驚くことに、
試験中に予想外のトラブルがあり、
一度途中退出までされているんです。
それでも時間が余ったため、
「退出していた間、
試験時間を止めてくれていたのかな?」
と思ってしまったのだそうです。(笑)
(時間は止めてもらえません)
初めての準1級受験で、
これだけの余裕を感じられたことに、
ご本人も驚かれていました。

最後に。もう一つ、
とても嬉しい変化が。
それは、
とにかく
勉強したくてたまらない
状態になっていること。
ご家庭のことなどもあり、
学習に使える時間が限られている中で
少ない日で1時間半、
時間が取れる日は4〜5時間ほど
時間を確保されているそうです。
ご家族にも、
「今から勉強したいから、
ちょっと部屋に入ってくるね」
と伝えて勉強されているそうで、
「こんなこと、
本当に人生で初めてなんです」
とおっしゃっていました。
私は、この変化にも
普段のトレーニングでかけている
「負荷」
が関係していると思っています。
というのも、
学習は簡単すぎると
物足りなくなってしまいます。
反対に、難しすぎたり、
負担が大きすぎたりすると、
辛くなってやめたくなってしまう。
でも、
少し頑張ればできる。
今は難しいけれど、
練習すればできるようになる。
そんな適度な負荷があるからこそ、
挑戦することに面白さを感じ、
もっとやりたいと思えるのでは
ないでしょうか。
楽になるから続けられるのではなく
適度な負荷があるから続けられる。
これは筋トレでも同じですよね。
軽すぎるダンベルでは、
あまり鍛えている実感がない。
でも、重すぎるダンベルでは、
そもそもトレーニングを続けられない。
少しきついけれど、
頑張れば持ち上げられる。
そんな負荷があるからこそ、
トレーニングにもやりがいを感じられる。

実は、私はこれ、
人生でも同じだと思っているんです。
楽しい人生、時間って
好きなことをして楽しく過ごすことよりも
ある程度大変なことがあっても、
それを乗り越えて達成感や成長を
感じられた時にあると思うから。
今は大変だけれど、
この経験が自分の成長につながっている。
そう感じられることが、
人生の充実に
つながるのではないでしょうか。
ただ、英語学習において
この負荷の調整は
実はとっても難しい。
自分一人では、
どうしても楽な方を選んでしまったり、
反対に頑張りすぎて
しまったりするからです。
私自身、筋トレをしていても、
一人だったら、
「もうしんどいから、ここで終わろう」
と思ってしまうことがあります。
でも、トレーナーさんがいると、
「あと3回頑張りましょう!」
と言われるんですね。
この最後の3回が、
きっと大切なんだろうなと思いながら、
頑張っています。笑
自分の英語力や学習状況に合わせて、
どのくらい負荷をかけるべきなのか。
そして、どのタイミングで
次のレベルに進むべきなのか。
それを学びの中に取り入れていくことが
スキルアップに欠かせない。
学習を楽しくするのは、
必ずしも負荷を減らすことではない。
適切な負荷があるからこそ、
学ぶことがもっと楽しくなる。
今回のセッションから、
改めてそんなことを感じました。
