あと数日で一時帰国も終了。
アメリカに帰ります。
帰国の荷物を整理している時に
昔使っていた英語教材たちが出てきて
懐かしい気持ちになりました。
そこで今回は、
私が英語を学び直していた時に
衝撃を受けたエピソードを
シェアさせてください。

あるネイティブの先生との
マンツーマンレッスンでの出来事。
レッスンの中で自分の過去のことを
話すという場面があって、
「さやかはこれまでどうやって
英語を学んできたの?」
という質問を受けたんです。
遡ると中学の頃からだし、
でも本格的に学び始めたのは
大学に入ってから。
「いつのことから話そうかな……」
と迷ってしまい、咄嗟に
When should I start?
という英語を口にしました。
あなたなら、
「いつのことから話したらいいかな」
と言いたい時、
どう英語で表現しますか?
この時、先生からは
Where should I start?
だよ、と指摘されました。
ちなみに私が口にした
When should I start?
という英文自体が
間違っているわけではないんですよね。
例えば、
When should I start preparing for the exam?
「いつから試験の準備を始めればいいですか?」
のように、
始める「時期・タイミング」を聞く場合は
Whenを使うのでOK。
でも、その時私が言いたかったのは、
「いつ始めればいい?」
ではなく、
「いつのことから話し始めればいい?」
↓
「何から話し始めればいい?」
↓
「どこから話し始めればいい?」
となり、英語では
Where should I start?
と表現するんですよね。
(日本語だとどれでもまあ
使いそうではありますよね)
これを学んだ時、
最初は混乱したけど
めちゃくちゃ面白いなーって
思ったんですよね。

Whereといえば、
Where do you live?
どこに住んでいますか?
Where did you go?
どこに行きましたか?
のように、どうしても
物理的な「場所」を表すことを
最初に思い浮かべますよね。
でも英語のWhereは、
必ずしも実際の場所だけを
表すわけではなく、
今回のように
「どこの部分から話し始めよう?」
という
話の中の「位置」も表すんですよね。
その「位置」をWhereで表しているんですね。
ちなみにこのようなWhereの使い方は
他にもあります。
例えば、
Where were we?
直訳すると、
「私たちはどこにいた?」
ですが、
会話の途中で話がそれてしまった時などには、
「あれ、どこまで話してたっけ?」
という意味で使えます。
さらに、
Where are we with this project?
なら、
「このプロジェクト、今どの段階?」
「進捗はどうなってる?」
という意味。
どれも物理的な「場所」ではなく、
話や物事の流れの中の「位置」
をWhereで表しているんですね。
こうやって見てみると
Whereに対するイメージが
変わってきませんか?
そして、パッとこの
”Where”が使えたら
一気にネイティブっぽく
聞こえますよね。

私たちは英語を学ぶ時、
Where = どこ
When = いつ
と、英語と日本語を
1対1で覚えがちです。
もちろん最初はそれでOKなんですが、
英語を使えるようになるためには、
「この英単語は
日本語でどういう意味?」
だけではなく、
「英語ではどんなイメージで
この言葉を使っているんだろう?」
という視点も必要。
この切り替えができると
英語で文章を組み立てるのが
めちゃくちゃ楽になるのです。
だから私は、
単語帳で日本語訳だけを
丸暗記する学習は
あまりおすすめしていません。
Where=どこ
When=いつ
とだけ覚えていても、
今回お伝えしたような場面では
うまく使えないことがあるからです。
大切なのは、
文脈の中でその単語が
どんなイメージで使われているのか
まで知っていくこと。
「なぜここでは
この単語が使われているんだろう?」
という視点を
ぜひ持ってみてくださいね。
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